Subscribe to 親には内緒 Subscribe to 親には内緒's comments
Comments off

オスカーナイト

朝からアカデミー賞の中継みてました。

朝からの中継(WOWOW)は藤原紀香と伊原剛史が司会でゲストが戸田奈津子と映画ライターのなんとかという人。
この映画ライターの人、候補作みてないんじゃないかって感じで
「主演女優賞はキーラ・ナイトレイですね」とか言って、他の候補者には触れなかったりして適当なこと言ってるように見えました。
(下馬評ではリース・ウィザスプーンとフェリシティ・ハフマンの一騎討ちだったのに)

去年なくなった人をうつしてるときに日本からの映像でぶちきらないでほしい。
「え?この人もなくなったの?」っていう映像もあったし、あれは一年をふりかえって先人に感謝するって意味もあるんだぞ!

主演女優賞はリースがとったんですけど、フェリシティ・ハフマン好きなだけにとってほしかったなぁ。
テレビの「デスパレートな妻たち」で注目される40半ばまでまったく売れない女優さんで、「トランスアメリカ(仮題)」でも発声から変えて「女装してる男」を演じてるっていうすごさなのに。

でもリースの「ウォーク・ザ・ライン君に続く道」は実際に歌っててそれがまた本当の歌手みたいにうまいし、コメディ演技もうまいし(「キューティ・ブロンドシリーズ」。藤原紀香は「プリティシリーズ」と間違ってたけど)会場の雰囲気もリースに味方してたみたいに見えました。
彼女なら主演女優賞とってもつぶれない実力も人気もあるし。

主演男優賞のフィリップ・シーモア・ホフマンも納得。
よかったね。まだ38歳だったのね。
この人、ぱっと見はものすごくいい人そうなんだけどけっこう変な役とかもやってて(「ハピネス」とかね。。。。)なんかものすごいことやりそうな危うさもあるし、そこが役者さんとしての魅力になってるかなと思いました。
ゲイ雑誌と故・淀川長治さんのアイドル。
でもホフマン本人はストレートらしい。
カポーティのおかましゃべりと甲高い声を再現しててすごい。
(実際にカポーティの喋りを聞いたことはないんだけど;;)
対抗は「ブロークバックマウンテン」のヒース・レジャーだったんだけど、若いからまだとらないほうがいいってアメリカの批評家の人もいってたのは同感って感じでした。

助演女優賞は下馬評通り、レイチェル・ワイズ。
30代だしいい時に受賞してる感じですね。
過去メリル・ストリープ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズもそうだけど、おなかが大きい人の受賞ってなんか癒される感じですね。
対抗は「ブロークバックマウンテン」のミシェル・ウィリアムズでこの人はテレビの「ドーソンズクリーク」から大好きだったんで応援してたけど、芽がでたばかりのときにオスカーをとらないほうがいいっていう考えもあったから今回はとらないほうがよかったと思う。
それは助演男優賞候補のジェイク・ギレンホールも同じ。

助演男優賞は一番よめなかったんだけど、ジョージ・クルーニーでした。
今回は監督賞と脚本賞もノミネートされてて旬の人でした。
好きなんだけど、この人演技派だと思ったことは一度もなかったの;
今度ちゃんとシリアナみますね。

監督賞は納得のアン・リー。
アジアに金!! アジアに金!!

アン・リー大好きなんですよ。
「いつか晴れた日に」とか「グリーン・デスティニー」とか。
私も嬉しかったです。

作品賞は…
会場中がどよめいた「クラッシュ」。
なんで? どうして?って出演した人達も思ってたんじゃないでしょうか?
事前に「ブロークバックマウンテン」が賞を全部とっちゃったから反動がきちゃったんでしょうか。

最近ブッシュ政権とキリスト教右翼が「同性愛のカウボーイ映画なんてけしからん」と攻撃してたそうだから保守的な(年寄りが多い)アカデミー会員の投票に影響してないといいけど。

夜もWOWOWで放送があったけどこちらは字幕のみですっきり。
変なゲストもいないしこっちのほうがいいや。

No tags for this post.

Comments are closed.