アイザック・ヘイズ、宗教問題で「サウスパーク」を降板
「サウスパーク」が好きだというと
梅図かずおマンガのような表情で
「こわいぃぃ」
言われたことがあります。
ふっ。いいの。極悪でも。
あふぉでどうしようもない歌詞にしっかりした曲がついててミュージカルとしてもよくできてるときがあるのがなんともいえません。
今回降板したアイザック・ヘイズはサウスパークでほとんど唯一まともな大人を演じてた人で、有名な歌手です。
ベルベットのような声で劇中の音楽的なレベルも上げてました。
なんでも茶化すのが身上のサウスパークで他の宗教、人種ネタがよくてサイエントロジーネタがだめだっていうのはどうなんだろう。
その回をみてないのでなんとも言えません。
(WOWOWはサウスパーク打ち切ったから)
サイエントロジーネタだけじゃなくて、その回はサイエントロジー信者の「トム・クルーズのゲイ疑惑」も扱ってるからトム・クルーズは「今度放送したら告訴してやる!」といきまいてるそうです。
事実上、アメリカでは再放送禁止なんだとか。
トムがゲイかどうかなんて昔からある噂で正直どうでもいいんですが、14年間勤めた有能な広報をクビにしてボロが出るようなトーク番組に続けてでるから人気落ちちゃうのに。
恋人ケイティとのなれそめという、簡単な質問にもまともに答えられずセットのソファで
「僕は恋に落ちたんだ! 落ちたんだ!」
と5歳児のように飛びはねるトムを見て女性司会者が
「どうするよ、こいつ?」という目をしてたのが全てを物語ってました。
なによりサイエントロジーの宗教話を熱く語ったのはまずかった。
司会者も視聴者もドン引きして、動画は世界中の人がみちゃったし。
恋人がケイティになったのも、サイエントロジーに若手の女優を広告塔としてひきいれようとして何人かオーディションして応じてくれたのが彼女だけだったかららしいし。
スカーレット・ヨハンソンは
「仕事の話だと思ってあったら、信者の人が奥からぞろぞろ出てきて(トムは)仕事の話なんて全然しないし気持ち悪くて帰ってきちゃった」と言ってたぞ。
「エイリアス」の主演女優ジェニファー・ガーナーも迫られたけど
当時ベン・アフレックとつきあってたので断ったそうです。
トムちんといえば広報を変える2005年の春までは憧れの大スター。
今や「奇行」の代名詞。
栄枯必衰とはいえ、ここまで急激に落ちたスターってけっこう珍しいかも。
余談
○トムからクビにされた広報担当者は妻を捨てたばかりのブラッド・ピットに速攻で雇われました。アンジェリーナ・ジョリーに走っても悪口を言われてないのはこのためかも。
○ジェニファー・ガーナーには振られたが、新作「MI:3」の監督には「エイリアス」のクリエイターを迎えました。
結局トムちんは「エイリアス」のファンだったんだね。
テレビっ子かいな。