Subscribe to 親には内緒 Subscribe to 親には内緒's comments

Archive for the ‘ステファニー・メイヤー’ category

◆イギリスの大学で吸血鬼を学ぶ修士課程が開始予定

「英文学を教えるハートフォードシャー大学のSam George教授の学生は、少女と吸血鬼の恋を描くステファニー・メイヤーの「トワイライト」シリーズについて話すことが多く、文学に興味を持つためのきっかけになると考えたGeorge教授は吸血鬼に関する2日間のカンファレンスを開催することにしたそうです。また、9月からは世界で初となる吸血鬼文学の修士号が取れるようにしたいと考えているそうで、カンファレンスで発表された優秀な論文はまとめて教科書になるようです。


わたくし、優等生になれそうです。ほほほ。
え?「優等生」って古い? まあそれはおいといて。

映画のほうも好きだけど、公開前に出た文庫本には付箋を十個以上つけてるぐらい原作大好き。
「トワイライト」は日本で言うラノベ(昔で言えば少女小説)なんだけど、大学で授業があるとは!
うらやますい。

「トワイライト」そのものを分析しようと思ったらジェーン・オースティンの小説との対比も絡んでくるのかな。
オースティンまで行くと、純粋な英文学のジャンルか。
(女子映画や日本の少女漫画、ハーレクインロマンス、女子文学、ロマンス小説の祖先でもあるけど)
でも「トワイライト」に一番似てるのは最近テレビシリーズ化された「ヴァンパイア・ダイアリーズ」と映画のほうしか見てないけど『エバーラスティング』かな。

・・・そこまでの分析、やらないだろうな。
興味をもたせるための入り口に過ぎなくて、本当はブラム・ストーカーや、アン・ライスのほうがメインになるでしょうし。

「小説の吸血鬼って男ばっかりだけど女の吸血鬼にしたほうが絶対エロい」と主張する学生たちを幻視しました。

ああ、授業受けたい(身もだえる)

エバーラスティング 時をさまようタック [DVD]

新品価格
¥850から
(2010/8/23 17:27時点)


■■■『エバーラスティング 時をさまようタック』2002年
公式サイト

昔、古本屋で見つけた『キャンディ・キャンディの謎』という本に「キャンディはアンソニーとテリィのどちらが本気だったか」ということが書いてあった。

その答え「12の恋と16の恋は違う」

つまり答えはテリィ。
だってアンソニーを好きだったのは12歳だったのに対して、テリィに恋をしたのは16歳だったんだもの。
本には書いてなかったけど、女の子は後から好きになったひとが一番好きなんだしね。
(別名:上書き理論)

現実問題として、16歳の恋は性的なものがからんでくるし。
それ以来「12の恋と16の恋は違う」というフレーズは私と友達の間だけで通じるジョークになった。

『エバーラスティング 時をさまようタック』は山崎まどかさんの著書『ときめきのガールズ・ムーヴィ 女子映画スタイル』で「すべての女子に潜む「12歳のハート」を直撃する極上のディズニー・ファンタジー」と書いてあったので見ました。

主演のアレクシス・ブレデル(『ギルモア・ガールズ』)は少女マンガのヒロインにぴったりな清楚な愛らしさだし、相手役の「永遠の17歳」ジョナサン・ジャクソンはローティーンの(特に日本の)女子が思い描く王子様にぴったり。

ただひとつ、原作の少女は10歳くらいなのに対して映画のほうは15歳の少女なんですよね。
ティーンにしたぶん、恋の場面が甘くなってきます。
ヒロインのウィニーに迫られる決断をめぐって、この映画をみた女の子の間で意見が分かれそう。

これはすごくまじめに作られた少女マンガ映画だと思う。
女子にはすごく受けるけど、男子には受けなさそうなところもローティーン向けの少女マンガっぽい。

私が「少女マンガ映画」というときは褒めてると思ってもらっていいです。


●気になったこと●
「永遠の命」を持つ17歳の美少年との恋。
森の奥に住む「不老不死」の一家。
そして少年と共に「生きる」かどうかの選択を迫られる少女。

草原で遊ぶふたり、草原で寝ころぶ少女。
そして高い所から森の大自然を見せる少年。
はじめてのキス。

・・・・・はい。何かを思い出しません?

この映画は2002年。
永遠の命を持つ17歳のヴァンパイアと人間の少女が草原で寝ころんでいる夢をアメリカの主婦ステファニー・メイヤーがみたのは翌2003年の6月です。
その夢をベースにステファニー・メイヤーは小説『トワイライト』を書き始めました。

『エバーラスティング 時をかけるタック』の原作本は1975年発売の児童文学だから少なくともそっちは知ってたかもしれませんね。

原作本の翻訳者小原亜美さんによると「『トワイライト』は世界中の女子魂に火をつけた」んですもの。
女の子の心が震えるものはいつだってそんなに変わりはないんです。きっと。

●『エバーラスティング 時をさまようタック』予告編 2002年




作者のステファニー・メイヤーが『トワイライト・サーガ』以外で書いた今のところ唯一の大人向けの長編恋愛小説。
それが“The Host” 映画化決定です。

近未来SFぽいお話のようですが「ヤング・アダルト」というティーンエイジャー向けのジャンルだった『トワイライト・サーガ』よりはちょっと踏み込んだ描写とかあるのでしょうか?
4作目は朝チュンだったよね・・・

ベッドシーンとかあるのかしら。(わくわく)


The Host

新品価格
¥943から
(2010/8/17 09:51時点)



『トワイライト・サーガ』の舞台はワシントン州フォークスという、実在の町です。

作者のステファニー・メイヤーが北米大陸でもっとも日照時間の少ない、雨の多い所をネット検索して探した街です。

ですが1作目『トワイライト/初恋』でのロケ地はオレゴン州ポートランド、2作目『ニュームーン』と現在撮影中の3作目『エクリプス』はバンクーバーでロケと、どれひとつとしてフォークスの町では撮影されていません。
その理由は「美しい土地だがスタッフに必要な居住施設、電気、ガス水道設備が欠けていたから」だそうです。

メイキング・オブ・「トワイライト・初恋」より

ですが『トワイライト・サーガ』の舞台はフォークス。
主要産業は伐採、矯正施設(!)、そしてもちろん『トワイライト・サーガ』!

メッカだ、聖地だということで現在、村おこし(?)の真っ最中。

フォークスにお越しの際はトワイライト・ルームにようこそ。
ヴァンパイアを連想させる部屋・・・・



画像ソース Twi Crack Addict

な、なんか趣味悪くありません?
ヤンキー趣味っていうか・・・



ラブホテルっていうか・・・・

こんな場末のラブホみたいなところでも予約したほうがいいそうです。
フォークスにお越しの際にはぜひ。
参考:NY Times



『ニュームーン』で初お目見えのエミリー。
演じるのはTinsel Korey
まだ若い人狼のそばにいると危険な目にあうというのが一目でわかるというキャラクターであり「刻印」の存在を知らしめる重要なキャラクターです。

デビューはTV『トゥルー・コーリング』でブライズメイドの役だったそうです。
見たことがあったかもしれませんね。



IMDBの出演歴にはまだのってませんが、リア役はJulia Jonesだと言われています。
2008年放映(現地)の『ER』に4エピソードほどドクターの役で出演。
「刻印」のせいで恋人を失うことになるリア。
激しいものを内側に抱え込む演技力が必要な役。
ヴァネッサ・ハジェンズがオーディションを受けたのもこの役でした。

ヴァネッサがオーディションを受けたのはかなり早い時期(2009年の1月頃)だったんですがリア役には合わなかったようですね。

ちなみにヴァネッサがリアの役のオーディションを受けたと言ったのはアシュリー・グリーン。
当時から親しかったのかな?
仕事とれなかったヴァネッサにしてみれば「黙っててくれればよかったのに」だったかもしれません(汗)



性格がよくて愛らしいセス少年はBooBoo Stewart(ブーブー・スチュワート)
最近気がついたけど「セス」という名前は原作者のステファニー・メイヤーのこどもの名前と同じなんですよね。
そりゃ可愛く描くってものでしょう(爆)

2002年と2003年はマーシャルアーツの世界チャンピオンになってる(!)せいかスタント経験もあります。
彼はセス役に決まった嬉しさのあまり(?)4作目の「Breaking Dawn」が前後篇の二つに分かれて制作されるという意味のことをマスコミに喋ってしまったのです。
スタジオは即座に「3作目のエクリプスの後のことはまだ正式に決まっていない」という声明を出しています。
正式発表される前に情報が流れると、予定が変わる場合もあるからブーブー君はインタビューで話していいことと悪いことを確認しなくちゃいけなかったですね。



ソースはMTV

  • Bella Swan

  • Emily Browning →クリステン・スチュワート(撮影時は髪が短かったのと時間を有効に使うため映画ではウィッグ)




  • Edward Cullen

  • Henry Cavill →ロバート・パティンソン(白塗りがゾンビみたいと自分で言ってた)




  • Carlisle Cullen

  • Charlie Hunnam →ピーター・ファシネリ(金髪にさせられる)




  • Esme Cullen

  • Mary-Louise Parker →エリザベス・リーサー(映画ではウィッグ)



  • Alice Cullen

  • Rachael Leigh Cook →アシュリー・グリーン




  • Jasper Hale

  • Trent Ford →ジャクソン・ラスボーン(明るい色に染めた)




  • Emmett Cullen

  • Tom Welling (ヤングスーパーマンのクラーク・ケント)→ケラン・ラッツ(黒っぽく染めた)




  • Rosalie Hale

  • Olivia Wilde(2007年からDr.HOUSEに出てる)→ニッキー・リード(髪の脱色に36時間かかったのでニュームーン以降はウィッグにするらしい)



    ニッキー・リードは意外と原作者のイメージに近かったんですね。
    いろいろな経験をしてるニッキーならロザリーと重なる部分があるし。
    キャサリン・ハードウィック監督の身内みたいなものだから出てるってわけじゃないんですね。

    ヘンリー・カヴィルをはじめとしてテレビのキャストが多いので、そのまんまじゃ出られない人が多いです。
    メアリー・ルイーズ・パーカーはテレビのスターでドラマが当たってるから2008年の3月から4月の撮影時にはスケジュール的に無理だけど、44歳だからたとえ暇でも無理ぽい。



    原作者が想定していたベラはエミリー・ブラウニング。
    美人というよりもかわいいタイプで、転校してきたら男子がどきどきしそうなタイプ。
    どっちかというと日本のアイドルみたいな感じの女の子ですね。



    実際にエミリーがオーディションを受けたのかどうかわかりません。

    映画化の際に俳優のエミール・ハーシュがクリステン・スチュワートをキャサリン・ハードウィック監督に推薦して、恋愛面の感情表現のうまさを認められたクリステンがベラに選ばれました。



    エミール・ハーシュはハードウィック監督の『ロード・オブ・ドッグタウン』に主演していて、クリステン・スチュワートとは『イントゥ・ザ・ワイルド』で共演しています。

    ロブがエドワード役のオーディションに行ったのは『イントゥ・ザ・ワイルド』のクリステンの演技が好きだったから。
    クリステンじゃなかったら、ロブはエドワード役に選ばれてないはず。
    (選ばれたポイントはふたりの相性の良さだったから)



    ロブとクリステンだからこそ『トワイライト』に魔法がかかったんですよね。


    ____________________________________

    ■一応候補として名前の挙がった方々。
    ファン投票も入ってるかも。
    この方々がオーディションに行ったかどうかもわかりません。
    わりとすんなりクリステンに決まった感じなので。

    ▼Danielle Panabaker



    最近の画像ではもっと大人っぽいです。

    ▼エレン・ペイジ(Ellen Page)



    『JUNO/ジュノ』で2008年のアカデミー主演女優賞候補。
    演技力は抜群。
    ギャラ高いかも。

    ______________________________

    ◆関連記事:
    原作者のイメージキャスト(エドワード編)

    原作者ステファニー・メイヤーには映画でキャスティングを決める権利はなかったそうですが、小説を書きながらイメージしていたキャストというものはちゃんとあるそうです。
    原作者が想定してたのはヘンリー・カヴィル。

    ■エドワード・カレン

    ▼ヘンリー・カヴィル(Henry Cavill)



    1983年生まれなので、ロブとは3歳違い。
    でも撮影時25歳で高校生役は無理と判断されてしまったため、映画ではカーライル役をオファーされたとか。
    でもテレビの”The Tudors”の仕事があるため出演はできなかった。



    “The Tudors”では全裸ベッドシーンなんてあるんですってよ奥さま(誰)
    _________________________

    ■他に候補に挙がった方々

    選考過程で名前が挙がった方々。
    ファンサイトで名前が挙がったものも含んでると思うので、最終選考まで残ったのは誰かとかそういうのはわかりません。
    この下に名前がのってないひとばかりかも。
    クリステンが立ち会ったオーディションはロブの他に3人いたそうです。
    最初5000人くらいいたらしいので英語が話せる若い男の子はほとんど候補になってると思われます。

    ▼ギャスパー・ウリエル(Gaspard Ulliel)



    1984年生まれ。
    『ハンニバル・ライジング』の人。

    ▼Tom Sturridge



    1985年生まれ。
    原作者的にはヘンリーが無理なら、この人がイチオシだったらしい。

    ▼ヘイデン・クリステンセン(Hayden Christensen)



    1981年生まれ。このへんはファンのチョイスっぽい。
    年齢的にちょっと無理がある。
    クリステンとは『ジャンパー』で共演。

    ▼Mike Vogel



    1979年生まれ。だんだん年齢が上がってきました。
    ここから先はルックスの参考に名前が挙がったくらいでは。

    ▼Drew Fuller



    1980年生まれ。

    ▼Hugh Dancy



    1975年生まれ。
    『お買いもの中毒な私!』の相手役。
    この画像は若いけど、映画では30歳以下の役は無理です。すてきだけど。
    _______________________________

    ◆関連記事:
    エドワード役の最終選考に残った4人



    今日は友達とお城に桜を見に行きました。

    お城のあとはタリーズでラテ。
    『トワイライト』のヴァンパイアが結婚するまでかたくなにヒロインの純潔を守るのは、作者がブリガムヤング大学卒のモルモン教徒だからという話をする。

    ランチのときに「エルトン・ジョンはおばちゃんだから皇室好きなんだよ」と言ったら
    ほかのグループのおばさま方の視線を感じた。
    やばかった。