ケイト・ブランシェット、再びエリザベス女王に
おお。今度こそスコットランドのメアリー女王vsイングランドのエリザベス女王対決が見られるかも。
前作はメアリー女王の母親(メアリー・オブ・ギーズ)しか出てなくて名前も同じなもんだからみんなあの人をスコットランドのメアリーとカンチガイしてました。
(私もパンフレット読むまで気がつかなかった。当時は一応買ってた)
「エリザベス」のケイト・ブランシェットは当時「恋におちたシェイクスピア」のグウィネス・パルトロウにアカデミー賞の主演女優賞をとられちゃったんだけど、その後出世したのはケイトのほうでした。
私のまわりでも「やっぱりケイトのほうがうまいよねー」といってる人が多かったです。
(アメリカでもグウィネスは「もっとも過大評価されてる女優ランキング第一位」になってます。男はトム・クルーズ。そんなにうまくないのに賞レースなんて出るんじゃないよと思われてるんですね)
映画「エリザベス」は可愛い女の子だったエリザベスが姉と弟の死によって投獄されたり王位についたりしてるうちにだんだん国家の長として非情になっていく…という、女性版ゴッドファーザーでした。
物語は細かいところがよくわからないんですが(*有名な字幕ミスもある)インド人の監督らしく恋する二人が額をあわせてダンスをするところなんて魅力的でした。
女王の前に恋する女だったメアリー女王をサマンサ・モートン(だいすき)がどう演じるのか楽しみ。
エリザベスはまず国家ありきで君主だし、その対比がおもしろそうですね。
あ。恋人役はクライブ・オーウェンがやるんですよね?
「エリザベス」でも「恋におちたシェイクスピア」でもジョゼフ・ファインズが恋人役でキスシーンが相当気持ち悪かったんですけど…。
*有名な字幕ミス
「私には男妾がひとり 夫は持たぬ」という字幕だが
ただしくは
「私が主人と呼ぶのは自分だけ。他の誰にも仕えない」
きわめつけはこれ
「わたしは処女になったわ」ブー。この台詞で事実上終わりなんだけど、場内が明るくなってから後ろに座ってたおばさまグループが「なんで処女なの???」と騒いでたぞ。
私も「?」になった。
正しくは
「余は聖母になった」宗教的な意味だったんですね。
字幕はあの「有名な」戸田奈津子さん。
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