東電OL殺人事件や福田和子なんかの話を黄金期のハリウッドが「うっかり」ミュージカル映画化したら傑作ができちゃったみたいな映画でした。
昭和歌謡ミュージカルです。
「水色の恋」に「恋人よ」に「パラダイス銀河」に火曜サスペンス劇場のテーマ曲に「まーげーてー♪のーばーしてー♪」の童謡が効果的に使われています。
たくさんの男に裏切られ続け風俗嬢になったり人を殺したりしながらつきすすむ松子は、反省しないアッパーな女なので悲惨な話しなのに小ネタ続出で笑ってしまいます。
刑務所のシーンがよかったですね。
「シカゴ」みたいで。
松子の刑務所仲間で友達の役で黒沢あすかが出ててよかったです。
(芝居うまいしエロいから売れてほしいと何年も前から友達と言ってたから)
松子が靴をクックッと合わせるシーンは「オズの魔法使」のドロシーを思わせます。
「おうちがいちばん」と言ったドロシーと松子は同じだと思ったら涙がとまらなくなりました。
2時間超、別世界につれてってもらいました。
見終わったあとぐったり。
帰りに普段は買わないパンフレットまで買っちゃいました。
でも関連グッズは買わなかったです。
なんか、不幸になりそうで。
(mixiと同じものをUPしました)
2 Responses
みたんや!
この前、ダビンチコードのチケットの行列5人前で「満席」になったとき、「えーぃ、こっちを見てやろうか」と思いながら結局見なかった作品です。
オモシロそうですよねぇ、中谷美紀が監督から罵声を浴びながら半ば喧嘩で撮ったとか、、、てエピソードにもそそられます~♪
ええなぁ、見たくなったなぁ。。。
またレディースデーを狙って見にいこうかな~♪
みたんですっ(カビラ風)
momoさんこんばんは。
コメントありがとうございました^^
日本だけじゃなくて、今年の外国映画を含めてもTOP3には入るような気がします。
ものすごい傑作だと思いますよ。
見た後ぐったりしますけど(汗)。
喧嘩しながら撮ったっていうのがおもしろそうですね。
確か内幕本も中谷美紀が書いてるはずなのでそちらも見たいなと思います。
ダークでアダルトなディズニー映画みたいな感じです。
笑って泣けるので、よかったら、ぜひ。