あの事件目撃者いたっけな。
事件そのものが迷宮いりしてるこの事件、事件当時から現在までいろんな説があります。
それこそ書き手の数ほど。
映画の「フロム・ヘル」では原作者がありとあらゆる本を読み、どの説とも矛盾しない説をたてたとか。
パトリシア・コーンウェルの「真相 切り裂きジャックは誰なのか?」では王室画家が犯人だと主張しています。
写真ものってますが、美形です。
科学捜査のかけらもなかった19世紀、警官は現場保存も満足にできず、見物人が遺体のまわりをとりまいていたとか。
遺体の写真も残ってはいますが、安置所できれいにされた後の顔だけをうつしています。
最後の被害者メアリー・ケリーのものが現在で言う現場写真に近いですが、粗悪な画質にもかかわらずひどさが伝わってきて見なきゃよかったという気持ちにさせられます。
パトリシア・コーンウェルが王室画家のシッカートを犯人と断定したのは切り裂きジャックから届いたと思われる手紙から抽出したミトコンドリアDNAがシッカートの遺品から抽出したDNAと一致したから。
ただしシッカート本人のDNAは残っていないため、いまだ確定はできません。
手紙を書いた人=犯人と断定できるかどうかもはっきりしませんし。
しかしこのモンタージュって誰の証言によるものか気になる。
切り裂きジャックのモンタージュ写真公開
1888年にロンドンで売春婦ののどを次々と刃物で切り、少なくとも5人を殺害した伝説の猟奇殺人犯「切り裂きジャック」のモンタージュ写真を、このほどロンドン警視庁が作成した。
当時の警察はジャックの正体に迫ることができず、事件は迷宮入り。警視庁のスタッフらは今回、過去の資料などを洗い直した上で、最新の捜査技術を駆使。現在の時点でどの程度犯人像に迫れるかに挑戦した。
モンタージュ写真の作成過程は、21日放送の英民放テレビのドキュメンタリーで紹介されるという。
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