子どものとき、まわりには年上のいとこがたくさんいた。
母方のいとこの中では一番下だったのでいとこたちのマンガをいっぱい読ませてもらった。
それに私がすんでるところでは夕方4時から6時まではアニメの再放送枠だったので、かなり古いアニメを中心に見てた。
アニメが始まる時間を中心に動いていたといってもいい。
だからいまだに「戦争に行って死んだと思った男が帰ってきた」という話を聞くと「はいからさんが通る」だと思ってしまう。
山岸凉子のマンガがこわくて押入れに封印したり、「エロイカより愛をこめて」を小学校の廊下で読んでおなかを抱えて笑ったりした。
萩尾望都で恋愛だけではない人間ドラマにはまり、くらもちふさこで恋愛のどきどき感を味わった。
少女マンガが一番おもしろい時代に子ども時代を送れて幸せだったと思う。
たくさんの字と物語を教えてくれてありがとうって感じ。