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◆TVシリーズ『バフィー吸血キラー 聖少女バフィー ファースト・シーズン DVD-BOX vol.1 ~恋する十字架~』(1997-2003)の場合
「バフィのボーイフレンドが一夜を共にしたとたん、悪のヴァンパイアとしての本能に目覚めてしまうのは、女の子と寝たとたんに急に横暴になったりする彼氏のメタファー(隠喩)なんだよ」
『バフィー ~恋する十字架~』制作、監督、脚本のジョス・ウェドン

へえ・・・。
『バフィ・・・」はシーズン1の最初の数話ちょろっとみただけなので、このエピソード見てないや。
そういえば、ここで出てくる彼氏ってあとでスピンオフの主役やってた『エンジェル』ですよね。
(そっちも見てない!)



◆映画『トワイライト/初恋』(2008)の場合
「本作(『トワイライト/初恋』)が他と違うのはラブストーリーということだ。
本作のヴァンパイアの行動は”僕は君が欲しい。でも手は出せない”という10代の少年の性欲のメタファーでしかない。これは、ティーンエイジャーの行動を表現する絶好のメタファーだと思ったんだ」
マーヴェリックフィルムズのプロデューサー、グレッグ・ムーラディアン

「触れるのが怖いほど君が好き」だと思ってた。萌えた。
原作(2005年刊)の台詞によると、顔を触ろうとしてへたすると彼女の頭をつぶすかもしれないから自制心を失うようなことはしたくないということで手を出さないんだけど、このへんが世界的なベストセラーの所以?
だって、手も出さないのに命がけで大事にしてくれる彼氏なんて女の子(と親)の理想だもの。



◆TVシリーズ『TRUE BLOOD』(2008-)の場合
これ日本での放映はいつなんだろう。
日本でも原作が翻訳されましたが絶版になってます。
(主演のアンナ・パキンが賞をとったので近々新訳が出るそうです)
原作(2001年刊)によると「心が読める」能力が災いして恋人ができない女の子がやっと「心を読めない」男性を見つけたらその人はヴァンパイアだったというお話。連続殺人ありでミステリー色強し。

トワイライトの逆ヴァージョン(原作はTRUE BLOODのほうが早いです)
ヴァンパイアが「心を読めない」たったひとりの人間の少女に魅かれるというのが『トワイライト』なのに対して人間のほうが読めちゃうほうなんですね。

この場合暗喩がこめられてるのかどうかはわからないけど、男女どっちにしろ「心を読める」相手に恋愛感情を抱いたりしないですよね。
冷めちゃうもの。
「ミステリー」がないなんてつまんないし。

“The Vampire Diaries”(脚本ケヴィン・ウィリアムソン!)なんていうティーン向けのドラマもはじまるし「私の彼はヴァンパイア」という例は多いですよね。だってセクシーだもん。ね?
(「僕の彼女は・・・」というのはエイリアンとか天使とか。すでに「ラムちゃん映画」というジャンルだな。それ)

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