去年怪我で入院、リハビリしてたとき見たくてしょうがなかった映画。
ウォーリーの台詞なんてほとんどない。
でもウォーリーを見てればわかる。イヴちゃんがどんなにすてきな子(ロボット)か。
イヴちゃんは真珠のように白くてi-podのようにメタリックに輝いてて、ちょっとつんつんしてる。
すぐ右手のレーザー砲をぶっぱなすおっかない子だけど、肩をすくめてクスクス笑う。
「あたし壊してないもん」みたいに無言ですっとぼける。
ビデオテープ(ベータ!)で見た映画の『ハロー・ドーリー!』のように好きな子と手をつなぎたいウォーリーは何かというとイヴちゃんの真っ白なお手手をみてる。
あるとき草をあげたらイヴちゃんは草を体の中にいれたまま卵のように丸くなって動かなくなってしまう。
ウォーリーはフリーズしたイヴちゃんが雨でぬれないように傘をさしてる。
雷にやられても。
そして動かないイヴちゃんをボートにのせてヘドロの川をお散歩する。
傘をさして(日傘のつもり?)クリスマス・ツリーの電飾をネックレスのようにイヴちゃんに巻きつけて。
このへんになるともう泣けてくる。
後半の「ツァラトゥストラはかく語りき」を使った『2001年宇宙の旅』へのオマージュもくすっと笑えること間違いなし。
消火器を使った宇宙空間のダンスシーンにキス(?)は素晴らしく、後半はディズニーの『美女と野獣』を思い出したほど。
何度も見たあともまた見たくなる映画。
ピクサーは作品の質がいつも高くて、「必見」と言えるような傑作ぞろい。それが毎回のようにだから、すごい。
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公式サイト
男好みの恋愛映画とはなんぞやと思ってた時にネタ専用の「お気に入り」フォルダにネタ発見。
すっかり忘れてた「名作25本」と一緒にお蔵出し。
■男がひそかに好きな恋愛映画、ヒュー・グラント作品が1位と2位に
イギリスのオンラインDVDレンタル大手LOVEFiLMが行ったアンケート調査
1位 『ラブ・アクチュアリー』(2003)
2位 『フォー・ウェディング』(1994)
3位 『タイタニック』(1997)
4位 『プリティ・ウーマン』(1990)
他TOP10内
「ティファニーで朝食を」(61)
「ダーティ・ダンシング」(87)
「ゴースト/ニューヨークの幻」(90)
「ブリジット・ジョーンズの日記」(01)
・・・だそうです。
よかった。全部見てる。イギリスの調査だからヒュー・グラントの出演作品多いですね。
いい作品に多く出てるというのもあるけど記事の中の「ロマコメ王子」という表現はどうよ。
そういう私も5月の日記で「女子映画界の3人の王子様」のひとりにあげてるけど。
それにしても『プリティ・ウーマン』が上位って意外。
あれっておもしろいけど14歳くらいの女の子が見て勘違いしたら嫌だなーという映画じゃない?
■最近25年間の恋愛映画の名作25本、第1位はあの大ヒット映画
●米エンターテインメント・ウィークリー誌が最近25年間(1983年以降)に製作された恋愛映画の名作25本を発表した。
1.「タイタニック」(97)
2.「ムーラン・ルージュ」(01)
3.「ONCE ダブリンの街角で」(06)
4.「ブロークバック・マウンテン」(05)
5.「眺めのいい部屋」(86)
6.「エターナル・サンシャイン」(04)
7.「恋人たちの予感」(89)
8.「ザ・エージェント」(96)
9.「プリティ・ウーマン」(90)
10.「メリーに首ったけ」(98)
11.「シザーハンズ」(90)
12.「ロスト・イン・トランスレーション」(03)
13.「ダーティ・ダンシング」(87)
14.「ゴースト/ニューヨークの幻」(90)
15.「愛と哀しみの果て」(85)
16.「アメリ」(01)
17.「セイ・エニシング」(89)
18.「月の輝く夜に」(87)
19.「天国の口、終りの楽園。」(01)
20.「花様年華」(01)
21.「イングリッシュ・ペイシェント」(96)
22.「シド・アンド・ナンシー」(86)
23.「ウェディング・シンガー」(98)
24.「ピアノ・レッスン」(93)
25.「美女と野獣」(91)
『タイタニック』きたー!(笑)
わりと妥当というか、選ばれそうな作品がきてます。
私が選ぶなら違うものになるだろうけど。
数えたら5本見てない。
DVDレンタル100円キャンペーンのうちに見ておくか。
「ダーティ・ダンシング」って日本ではあたってないせいかこれを好きだというのはあまり聞かなくてひとりで叫んでたような気がしてたから嬉しい。
「恋人たちの予感」にはすごく影響を受けたからもっと上位でもいいな。
この映画って10代のうちに見るべきだと思う。
これを言ったら女にばかにされる男の発言というのをきっちり描いてるのはこの映画くらいしか思い浮かばない。
(おすぎはメグ・ライアンがアイスクリームの前でやったあのシーンの意味を全然わかってなかった。衝撃だった。評論家を名乗っててもやっぱり男なんだ)
■『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)』(1995)
脚本・監督リチャード・リンクレーター
恋愛映画は好物だけど走って逃げたいほど苦手なものがある。
「愛について小難しい問答を繰り広げる」映画と「男女が延々と言い争い続ける」映画だ。
別名ディスカッション映画。
そんなのあるの?と思われるかもしれないけど、あるんです。これが。
若い時にたまたまその二つの条件を満たしている映画を続けてみちゃって、どれもフランス映画だったからそれ以来フランス映画がこわい(涙)
ヒロインがフランス人女優なのと恋愛ものなんで見るまでちょっと怖かったけどこの映画は大丈夫でした。
イーサン・ホークを見直した。
このひと本当に恋に落ちてるように見える。
狭いブースの中にふたりで入って音楽を聞いてる時に顔がさーっと赤くなるんだ。
二人とも演技はとても自然なんだけど顔が紅潮したりするのも演技なわけ?(まさか)
会話が途切れたときの間やぎこちない感じとかドキュメンタリーを見てるようだ。
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■『 ビフォア・サンセット』(2004)
続編の『ビフォア・サンセット』は9年後の物語。
「日没まで」の1時間20分の物語。
進行時間と物語のすすむ時間が同じ映画。
今回はイーサン・ホークとジュリー・デルピーと監督リチャード・リンクレーターの共同脚本。
ジュリー・デルピーは前作に比べて痩せて少女の面影がなくなり、イーサン・ホークは年は若いのに「老いてしまった」感じがある。
「愛してたわけじゃないけど、こどもができたから結婚した」と言うイーサン・ホークは役柄ではなく、まるで彼自身の話をしているようにすら見えてしまう。
昔の恋愛をもとに小説を書くところもイーサン・ホーク本人みたいだし、この映画は脚本も書いてるのでよけいにそう見える。
イーサン・ホークは『ビフォア・サンセット』に出演したころはユマ・サーマン(できちゃった婚)とうまくいってない時期で映画公開後に離婚している。
まあそれはおいといて、イーサン・ホークの目の演技は素晴らしいし「え?ここで?」というところで終わるのは意表をつかれた。
まるで短編小説のよう。
上映時間も1時間20分というのがいい。短い!
■「トワイライト」ハードウィック監督が、ゴシック風「赤ずきん」を映画化
ティーンエイジャーの恋の三角関係を中心に据えた、ゴシックテイストの赤ずきんになるとのこと。
ここから先はストーリーの想像。
だって資料ないんですもの。
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ヒロインは人間の女の子。16、7歳。(ずきんかぶるってことは舞台は過去?)
ヒーローは狼(人狼)。もちろん超ハンサム。(獣臭くないタイプ)
食糧にするために人間にちかづいた狼は美しい赤ずきんに惹かれる。
食欲と恋心(性欲)の狭間で苦しむ狼。
そして天敵の狼を撃ち殺そうとする猟師。
彼もまた赤ずきんに恋をしていた・・・・
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・・・だめだ。
なんかに似ている(わあああん)
やっぱり私の想像力ってたいしたことないわ。
ヴァネッサ・ハジェンズで撮影中の「ビーストリー」というのは原作あるけど「美女と野獣」モチーフらしいですよ。
『嵐が丘』の何回目かの映画化も決まったし名作ネタは使えますよね。
ブロンテ姉妹といい、ジェイン・オースティンといい、名作そのものは著作権切れてるし!
トワイライト・サーガの2作目『ニュームーン』はスタジオとけんかして降板したけど新作が続々と決まってるハードウィック監督。
大ヒットの実績もある上に、ギャラの安い若い俳優を使って低予算、短期間で映画を撮る監督って不況下にありがたいものね。
7月14日に発送終わってるのにまだ届かないからもうだめだと半分あきらめてました。
海外のバーンズ&ノーブルでしか売ってない雑誌で、これを買うためにあわててアカウント作ったから住所ミスってしまって、届かなくてもしょうがないと思ってたんです。
でも、届きました!
The Sexy Stars of Twilight
いえーい(高島忠夫)
いろいろたらいまわしされたみたいに箱がへこんでました。
ごめんね。私がミスったばかりに。ありがとう郵便屋さん!
さすが優秀!
内容はこれです。
「赤ちゃんだって彼に夢中」みたいにチューはしないけどしたかった(笑)
映画『ヘアスプレー』のトレイシーとペニーちゃんみたいに「きゃあああ」と叫んでます。心で。